木について 腐りにくい木(屋外でも使える木)
屋外で使える木もありますよ。
すべての木材が、屋外に弱い訳ではありません
。たとえばヒノキです。
古くからヒノキは、湿気や虫害に強いことは知られていました。
今でも最高級の住宅用木材です。
ヒノキってお風呂にも使われていますよね。
でも、残念ながら、日本のヒノキは、少なくなってしまったので、価格も高くなりました。
ヒノキ以上に屋外に強い木材があります。
その中で最も実績と定評があり、森林管理が出来ていて豊富な資源量のある樹種が、
ウェスタンレッドシダーです。
加工製が良く、木目がまっすぐなところが、杉に似ているため、
日本名はカナダ杉や米杉と呼ばれていますが、「木曽五木」の一つである
ネズコ(クロベ)と同じヒノキ科ネズコ属の樹木です。
ウェスタンレッドシダーが腐りにくい理由は、
樹液中にthujaplicinsと呼ばれる殺菌力のある成分と、
thujic acidと呼ばれる防虫性能のある成分を持っていることです。
木の奥へ、水がしみこんでも、木材の成分そのものが持つ殺菌力が腐朽菌を抑えます。
防虫性が白蟻を寄せ付けません。
無塗装、屋外放置でも環境によっては10年くらいの耐久性があります。
また、他の針葉樹に比べて収縮率が極めて低く、水分によって反ったり、 割れたりすることが少ないため、乾きにくい内部への水の浸透が起きにくいこともプラスしています。
ウェスタンレッドシダーは北米産です。
屋外での耐久性は古くから知られ、アメリカインディアンがカヌーやトーテムポールの素材に使い、現代アメリカではウッドデッキ以上に木製の外壁(サイディング)や屋根葺き材として使用されています。
ということで、
工房ななせの木製看板は、ウエスタンレッドシダーを使っています。
ウエスタンレッドシダーについてはこちらです。
・木が腐る理由 ・腐りにくい木もある ・ウエスタンレッドシダー・木はなぜ、いい香り・・・。 ・木が温かく感じる理由。